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工法のQ&A
Q.07 「かごマット護岸」が「コンクリート護岸」より優れている点を説明して下さい。
- 恒久護岸工法として,「公の技術基凖」が単独に整備されている。
- 「多自然性が高い。」
- 「CO2 縮減効果」が大きい。
- 「工費の削減」ができる。
- 「施工実績」の評価が高い。
【解説】
- 恒久護岸工法(本設護岸)として,国の技術基凖が単独に整備されている。 「かごマット護岸」には,国交省設定の「鉄線籠型護岸の設計・施工技術基凖」があり,恒久護岸としての構造設計法等が統制された技術理論によって整備されています。
- 多自然性の高い工法である。 「かごマット護岸」は天然石による多孔性構造であり,川の生態系の維持等の河川環境性に優れています。
- CO2 の縮減効果が大きい。 「かごマット護岸」は,同規模のコンクリート護岸より,「50%以上」のCO2 の排出量の縮減ができます。
- 工費の削減ができる。 「かごマット護岸」は,同規模のコンクリート護岸より,「10%程度」の工事費の削 減ができます。
- 施工実績の評価が高い。 「かごマット護岸」は,1989 年以来20 年以上の全国的な施工実績があり,洪水に 対する 安定性 では,コンクリート護岸に優る高い評価を得ています。
「コンクリート護岸」には,統制された単独の恒久護岸としての技術基凖は整備されていません。
「コンクリートの無い川,コンクリートの見えない川づくり」は国交省の方針です。